workaway オーストリアでの休日
今日昨日と休みだったので、ハンモックに揺られながら本を読んで過ごした。
今回読んでいるのは、ユリウスからおすすめされた、ノルウェイの森。
村上春樹を読んだことはなかったのだけれど、その場面を想像させる言葉遣いがすごくうまいなと思った。場面を想像させるのに、すべての情景を書く必要はないんだなって。
あと面白い表現だなって思ったのが、
「世界中の森の木が倒れるくらい美しいよ」
「世界中のジャングルの虎がみんな溶けてバターになってしまうくらい好きだ」
というもの。
この表現出てきたら文章書くの楽しいだろうなと思う。
僕だったら、周りの友達に「あいつのこと好きだろ」とか茶化されたときに
「うん。好きを通り越してマリアナ海溝より深く愛してる」
とかしか言えない。
小説っていいですよね。
終盤に一気に点と点がつながる感覚が得られたときは、時間忘れて読み進められる。
あと、こういう価値観もあるんだなって視野が広がる。
あと、自分何がやりたいかなって考えたりだとか。
多分、僕は就職しない。
もしかしたら、父さんのやってる料理屋の後を継ぐ。
料理だけじゃ今後やってけないのわかってるから、何らかの副業もやると思う。
理想は、田舎でのんびり本読んで暮らしたい。
じいちゃんになったら、孫だの近所の子供だのと一緒に遊びたいね。
子供出来たらキャッチボールがしたいな。
ノルウェイの森を簡単に言ったら、電話がなかったころの恋愛の話。
死が身近にある話。そんな感じでしょうか。
終盤の残り50ページあたりから急激に変化する展開が見物です。
思わずページ飛ばしたんじゃないかって確認するくらい急な展開。
気が向いたら読んでみて下さい。